国立病院における転職事情

向上心のある医師が多い

国立病院は独立行政法人国立病院機構のもと、全国144のネットワークをもつ総合病院です。
それぞれ病院により特徴も異なり、救急指定となっていない医院もあります。

そのような国立病院では、比較的職場環境としても安定した環境があり、きわめて多忙といった状況もなく、
目の前の症例に対してどのような処方、治療を行うのがベストであるのか、考え、向き合う医療を行うことができます。

医師という職業は、一つの場、一つの病院で一生働き続けるという方は比較的少なく、
いろいろな場を経験される方が多いのが特徴です。

それぞれ病院により、特化している分野、利用する患者層、症例の傾向、そろえられている施設設備、
医療機器、所属する医師のレベルなど、さまざまに異なっているので、新たな場へ移動することで、
自分に合う職場を発見したり、新たに勉強になることがあり、医師としてのステップアップにつながったり
といったことがしばしばです。

国立病院における転職事情はどうかというと、大学病院の学際的な研究から、より実地の研究や、
医療提供をしたいと国立病院へ移動してこられる先生もいらっしゃいます。

また国立病院内で、別の病院へ転職される方もあります。

移動すると、職場の雰囲気も異なりますし、研究もまた違ったかたちで
進められることになるケースもしばしばです。

やりがいがある

しかし、地元で働きたい、豊富な症例に触れながら、自分の経験を活かして働きたいといった希望を
安定的な状況下でかなえやすいので、こうした選択をされる医師の方も多いようです。

全国への研究成果の公開も積極的に行っている国立病院ですから、
国の医療を率いているという医師としてのやりがいの大きさも魅力となっているようです。

現在の職場での働きを続けながら、転職活動を進めていくことは大変な作業となりますから、
知り合いを通して話を進めるといったかたちのほか、医療求人に特化した転職コンサルタントの
サービスを利用される方も増えています。

提示されるサービスも多様化し、非常に便利で理想的なマッチングが実現するようになってきていることも、
利用が増えている一因でしょう。

国立病院では定年がありますから、定年を迎えて別の医療機関へと移動される方もあります。
これまでの経験を活かし、働くことのできる場は一般民間病院を含め、まだまだ多数ありますから、
希望されるのであれば、積極的に探してみられる価値があるでしょう。

クリニックを開業される医師の方もあります。
この場合、よりその地域に密着した医療に取り組むこととなります。

あまり豊富な症例に触れることはなくなりますが、長く身近な場で人々の健康の管理維持、促進を図り、
喜ばれることにやりがいをみいだせる方にはおすすめです。

診療科としては、自分の専門分野をたてることができるのはもちろん、
厚生労働省の認可が必要な麻酔科以外であれば、実質上どのような診療科でも医師免許によって
標榜することが可能なので、需要を見て判断される方が多いようです。

Comments are closed.