循環器科

疾患と症状

血液やリンパ液などを体の細部にまで送り届ける器官のことを循環器と呼び、それらの総称を循環器系と呼んでいます。
循環器系には血管系とリンパ系があり、それぞれ血液とリンパ液を循環させる機能を持っています。

人間の体は細胞から成っており、細胞が活動をするためには酸素や栄養を必要です。
血液やリンパ液は細胞がしっかりと活動するために必要となる物資を運ぶ役割や、もしくは活動をした上で排出された老廃物を運ぶ役割を持っています。
循環器系を悪くしてしまうと、栄養素や老廃物を細胞まで円滑に贈り届けられなくなってしまうため、様々な病気のきっかけにもなります。

循環器科では、この循環器系の疾患の有無を調べることが可能になっています。
虚血性心疾患や狭心症、心筋梗塞、不整脈、動脈硬化などが主な循環器系の疾患となりますが、これ以外にもいくつもの病気が存在しますので、循環器科ではそれらの可能性を一つ一つ検査して明らかにしていくことになります。
胸の痛みや呼吸困難、動悸、背中の痛み、めまいなどの症状は循環器系の疾患と関連性もあることから、これらの症状が現れた方はすぐに循環器科へ行って診療してもらうことをお勧めします。

最近では生活習慣が徐々に変化してきており、それに伴って生活習慣病という新たな病気も注目されてきています。
生活習慣病は自分一人ではなかなか症状に気付きにくい部分もありますので、定期健診を行うなどして、予防をしていかなければなりません。
循環器科では勿論生活習慣病の検査を行うことも可能なので、気になる方はぜひ健診を受けてみてください。

生活習慣病と循環器系疾患

昨今では生活習慣病の危険性が叫ばれていますが、これは循環器の話と大きく関係しています。
動脈硬化とは簡単に言うと、血管に老廃物等が溜まってしまい、それが血液の流れを阻害してしまうことを指し、血流が滞ってしまうと、生命の維持に必要な酸素や栄養分が体の各組織に充分に届けられず、機能不全を引き起こしてしまうことになります。
また、動脈硬化によって血栓ができてしまうと、もしもそれが血管を流れていってしまうと、狭くなった所で詰まってしまう危険性があります。
その代表的な例が心筋梗塞や脳血栓、脳梗塞といった病気です。

動脈硬化は日々の生活によって徐々に進行していきますので、自覚が無いケースが多いです。
普段から脂ばかりを摂取していると、血液がドロドロになってしまい、血流を悪くする恐れがありますし、喫煙習慣も心筋梗塞や脳梗塞といった死に至る病のきっかけになります。
これを予防するためには普段から健康的な食生活を心掛け、運動と休息を充分に行うようにしなければなりません。

病気になってからでは遅いです。
毎日の生活を健康的に送ることこそが、こういった怖い病気を寄せ付けない秘訣です。

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